この記事の結論
外壁塗装前の高圧洗浄は、汚れ・苔・粉化した塗膜などを落とし、新しい塗料が付着しやすい下地を整える工程です。当日は窓と鍵を閉め、洗濯物を室内へ移し、車・植木・屋外設備への対応を施工会社と確認します。洗浄範囲、水道の使用、費用の扱いも着工前に確認しておくと安心です。
外壁塗装の工程表に「高圧洗浄」と書かれていても、「雨で自然に洗われているのに必要なのか」「窓から水が入らないか」「水道代は誰が負担するのか」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
高圧洗浄は、見た目をきれいにするだけの作業ではありません。塗装する面に残った汚れや劣化物を取り除き、次の下地処理や塗装へ進むための重要な準備です。
この記事では、柏市を中心に外壁塗装を行う幸家リフォームが、高圧洗浄の目的と当日に確認したい生活上の注意点を解説します。
外壁塗装前に高圧洗浄を行う理由
塗装面には、砂埃、排気汚れ、苔、藻、チョーキングによる粉、密着していない古い塗膜などが付着しています。これらを残したまま塗ると、新しい塗料が外壁材ではなく汚れの上に付く状態になり、十分な付着性を確保できない可能性があります。
日本ペイントも、汚れ・異物・劣化塗膜を残すと、剥がれや仕上がり不良の原因となり、耐久性にも影響すると説明しています。
ただし、高圧洗浄だけですべての劣化物や錆が落ちるわけではありません。洗浄後に残った浮き塗膜や錆は、工具や研磨材を使うケレンなど、素材に合った下地処理が必要です。
高圧洗浄ではどこを洗う?
一般的には、見積書で施工対象となっている外壁や屋根を中心に洗浄します。建物によっては、軒天、破風、雨樋、ベランダ床、塀なども対象になります。
一方、網戸、窓ガラス、土間、カーポート、物置などが必ず含まれるとは限りません。「家の周りも全部洗ってもらえる」と思い込まず、見積もり段階で次の点を確認しましょう。
- 外壁・屋根以外に洗浄する場所
- ベランダ床や塀が含まれるか
- 網戸・窓・室外機まわりの扱い
- 洗浄対象外の場所
- 著しく傷んだ部材の洗浄方法
高圧洗浄当日に確認する7つのこと
1.窓と鍵を閉める
窓や勝手口は閉めるだけでなく、施錠まで確認してください。わずかな隙間から水が入る可能性があります。換気小窓や天窓、普段使わない窓も確認しましょう。
窓まわりに雨漏りや隙間の心配がある場合は、洗浄前に必ず施工会社へ伝えてください。必要に応じて水圧・向き・養生方法を調整します。
2.洗濯物と布団を室内へ移す
飛散防止シートを設置していても、水しぶきや汚れを含んだ洗浄水が飛ぶ可能性があります。洗浄日は外干しを避け、室内干しや乾燥機を利用してください。近隣への挨拶でも、洗浄予定日を伝えておくとトラブルを防ぎやすくなります。
3.車・自転車・植木鉢の位置を確認する
車や自転車が建物の近くにある場合は、移動または専用カバーが必要になることがあります。植木鉢、物干し台、屋外家具なども、作業範囲と動線を確認して移動します。
重量物を無理に動かす必要はありません。どの物を、いつまでに、誰が移動するかを事前に決めてください。
4.屋外の電気設備を伝える
屋外コンセント、照明、インターホン、防犯カメラ、給湯器、太陽光発電関連機器などの位置を確認します。施工会社が養生方法と洗浄範囲を判断できるよう、故障中の設備や水に弱い機器があれば事前に伝えてください。
5.ペットとお子様の安全を確保する
洗浄中は機械音と水音が発生し、ホースも敷地内を通ります。ペットは室内の落ち着ける場所へ移し、お子様が作業範囲へ近づかないようにしてください。音に敏感なご家族や在宅勤務がある場合は、開始予定時刻を確認しておくと安心です。
6.水道と電源の使用条件を確認する
高圧洗浄機への給水方法は施工会社や現場条件によって異なります。お客様宅の水道を使用するのか、電源を借りるのか、水道・電気料金をどちらが負担するのかを着工前に確認しましょう。
使用量は、建物の大きさ、洗浄範囲、汚れの程度、使用機器で変わります。根拠のない一律金額ではなく、見積書や事前説明で扱いを確認することが大切です。
7.洗浄後の乾燥工程を確認する
洗浄後すぐにすべての塗装へ進めるわけではありません。下地に水分が残ったまま塗装すると、付着性や仕上がりへ影響する可能性があります。気温、湿度、日当たり、外壁材、天候を確認し、十分に乾燥させてから次の工程へ進みます。
高圧洗浄の音はどのくらい続く?
高圧洗浄では、エンジン式または電動式の機械音と、水が壁や屋根に当たる音が発生します。作業時間は建物規模や洗浄範囲によって変わるため、一律ではありません。
音が出る時間帯、休憩時間、近隣への案内方法を施工会社へ確認してください。幸家リフォームの近隣対応については、外壁塗装の挨拶と近隣トラブル対策でも解説しています。
雨の日でも高圧洗浄はできる?
高圧洗浄は水を使用するため、小雨であれば実施できる場合があります。ただし、強い雨、強風、雷、視界不良などで安全を確保できない場合は延期します。屋根の勾配、足場、周辺環境によっても判断は異なります。
「雨だから必ずできる」「雨なら必ず中止」と一律には決められません。当日の天候と現場状況を確認し、安全を優先して施工会社が判断します。
水圧が強いほどきれいになる?
水圧を強くすればよいとは限りません。外壁材や屋根材が劣化している場合、強すぎる水圧や近すぎる噴射によって、表面を傷めたり、水を押し込んだりする可能性があります。
素材、劣化状態、目地や開口部の位置に応じて、距離、角度、水圧、ノズルを調整する必要があります。現地調査で脆弱な場所を把握し、必要に応じて別の清掃方法や下地処理を組み合わせます。
現地調査の内容は、外壁塗装の現地調査では何を見る?もご覧ください。
柏市周辺で外壁塗装をご検討中の方へ
幸家リフォームでは、柏市・松戸市・白井市・鎌ケ谷市・印西市周辺で、外壁・屋根・付帯部の素材と状態を確認し、適切な方法で洗浄と下地処理を行います。
塗装工事は自社職人を中心に行い、屋根工事など専門工事は内容に応じて協力業者と連携します。洗浄範囲や工事中の生活について不安がある場合も、見積もり段階でご相談ください。
外壁塗装・高圧洗浄についてのご相談
電話:04-7193-1880
Web:お問い合わせフォーム
洗浄する場所、水道の使用、当日の注意事項も工事前にご説明します。
よくある質問
Q.高圧洗浄を省略して塗装できますか?
A.汚れや劣化物が残ると塗料の付着や仕上がりへ影響するため、塗り替えでは適切な下地清掃が必要です。素材や状態によって、高圧洗浄以外の方法やケレンを組み合わせることがあります。
Q.高圧洗浄中は家にいても大丈夫ですか?
A.通常は室内で過ごせますが、機械音と水音が発生します。窓を閉めて施錠し、作業中は建物周辺へ近づかないようにしてください。
Q.洗浄水が室内へ入ることはありますか?
A.窓の閉め忘れ、隙間、劣化したシーリングなどがあると浸入する可能性があります。洗浄前の施錠確認と、心配な場所を施工会社へ伝えることが重要です。
Q.高圧洗浄の日は洗濯物を干せますか?
A.水しぶきや汚れの付着を防ぐため、外干しは避けてください。近隣のお宅にも洗浄日を事前に案内しておくと安心です。
Q.洗浄だけを依頼できますか?
A.対応可否は施工会社と建物の状態によって異なります。塗装前提の高圧洗浄と、外壁清掃だけを目的とした洗浄では、範囲や方法が異なるため事前に確認してください。
まとめ
外壁塗装の高圧洗浄は、汚れ・苔・粉化物・密着していない塗膜などを取り除き、新しい塗料が付着しやすい状態を整える工程です。洗浄だけで落ちない錆や浮き塗膜には、別の下地処理も必要です。
洗浄日は、窓の施錠、洗濯物、車、植木鉢、屋外設備、ペットなどを確認しましょう。洗浄範囲と水道・電源・費用の扱いを事前に共有しておくことで、工事中の認識違いを防ぎやすくなります。
執筆:幸家リフォーム
柏市を中心に、松戸市・白井市・鎌ケ谷市・印西市周辺の外壁塗装・屋根塗装に対応しています。
